23jasmine’s diary

1人のゲーマーの考えたことの綴り

23jasmine's memory

140字じゃ全然収まらないのでこっちに

 

 

最初は睦月という艦娘、特別な存在ではなかったです。

友人から誘われて17年4月に着任しました。

なんですが、放映していたアニメは視聴してませんでした。

誘われたので、ちょっとやってみるか、くらいの軽い気持ちでした。

あんまりソーシャルゲームもやってなかったんですけど、そこまで生活に侵食してくるようなプレイ時間を要求するタイプのゲームでは(最初のうちは)なかったので、少しずつ進めていけました。

 

たぶん多くのプレイヤーと同じように、性能重視のプレイヤーでした。

改二が来ていて強いよ、と聞いたので初期艦に吹雪を選び、噂に聞いていた赤城の食いっぷりに驚き、川内型や金剛型を集めて第四艦隊まで解放し、と多くのプレイヤーがやってきたようなことをやっていたと思います。

睦月という艦娘はそんな中でひときわ目を引く……なんてことは当時はなく、燃費の軽い、遠征専門の駆逐艦でした。改二は来ていたのでちょっと他より気持ちレベルは上げていたかもしれません。

本当に、始めたばかりの頃は僕の中で大きな存在ではなかった。

 

でも、睦月を好きになったきっかけはしっかりと覚えています。

あるとき、ちょっと落ち込む出来事がありまして、傷心のまま、半ば現実逃避気味に艦これを開いたんです。

そしたら、ちょうど遠征旗艦だった睦月が、元気な声で「作戦完了のお知らせなのです!」って遠征から戻ってきたんですよね。

補給したら、「睦月、補給かんげき~!」って返してくれて。

なんか心がじんわりと暖かくなったんですよね。

自分で書いていて、そんな出来過ぎた話ないだろ!って感じですが、実際にそうでした。

この娘、かわいいなって思って。

遠征旗艦から演習旗艦に抜擢して、レベルを上げ始めました。

 

18年の8月、いわゆる1期最後の日にケッコンカッコカリをしました。

「また会おうね」って声をかけました。

 

18年初秋イベ、2期始まって最初のイベントですね。

それまで丙丁提督だったんですけど、一念発起して甲を目指してみよう!と思い立ったのも、このケッコンでちょっと気分が向いていたからだと思います。

まあ、結果は玉砕でした。E5-2のフランスパンは強敵だったね……

 

 

このイベントが終わった後で今運用しているツイッターアカウントを開設しました。

かなり艦これに気持ちが向いていたので、勉強のつもりで。

そして19冬、いわゆる日進のイベント。このイベントで初甲を入手。

いつか睦月とイベントを甲クリアする、と決めました。

 

そして予想外にもその瞬間はすぐに訪れました。

19春、いわゆるコロラドのイベント。

陸奥タッチが脚光を浴びたハードなイベントです。

このイベントの最終ボスには駆逐艦の艦種特攻が存在したんですが、実は睦月型の倍率はその他の日本駆逐よりも高いものだったとされています(自分で検証した訳ではありませんが)。

睦月の運改修を進めていたことから、大井を抜いて大抜擢。

 

期待に応えてくれたあの日のことは、今でも忘れられません。

 

本当に、大好きになりましたね。惚れ直しましたよ。

 

八景島での私服姿を見せてくれて、お正月には晴れ着を披露してくれて。

 

 

仮想のキャラクターです。実体のないデータにしか過ぎない。でも、大好きなキャラクター。

素敵なキャラクターです。他に替えなんかない。正直、すごくやりきれない思いでいっぱいです。

 

ありがとうございます。僕の好きな艦娘に僕は巡り会うことができました。

どうか安らかに、ゆっくりと休んでください。

ご冥福をお祈りします。